G20大阪サミット

G20サミットとは、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、韓国、南アフリカ共和国、ロシア、サウジアラビア、トルコ、英国、米国の19ヶ国に加え、欧州連合(EU)の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。例年、G20の首脳以外にも、招待国の首脳や国際機関の代表などもサミットに参加しています。

G20の正式名称は「金融・世界経済に関する首脳会合」です。世界のGDPの8割以上を占める「国際経済協調の第一のフォーラム」として、G20は世界経済を力強く成長させていくことを目的としてきました。グローバル化が深化し、様々な問題が複雑に絡み合う中、近年G20ではマクロ経済や貿易のみならず、世界経済に大きな影響を与える開発、気候変動・エネルギー、保健、テロ対策、移民・難民問題等の地球規模課題についても、活発に議論が行われてきました。こういった地球規模課題への貢献を通じて、包摂性のある持続可能な世界を実現することを目指してきました。

G20サミットを開催する国は、12月から翌年の11月までの1年間、G20議長国となります。G20議長国は、サミットの他に、関係閣僚会合などを主催し、それらの準備会合の開催を含め、諸準備も行います。

日本がG20の議長国となるのは今回が初めてです。2019年6月28日と29日にG20大阪サミットを開催し、国内8都市で関係閣僚会合も開催します。